緋色のシンデレラ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
南米ボリビア、政変下のラパス。ツアーガイドのションテールは決断を迫られていた。多数の旅行客を町から避難させるにはバスが必要だ。そしてバスをすぐに用意できるのはルイスだけ。彼は南米で実権を握るマルティネス一族の後継者で、2年前に彼女の愛を踏みにじり、もてあそんだ男だった。頭を下げたくはないけれど、32人の命がかかっている。ションテールは意を決して彼の部屋のドアをノックした。かつて自分から彼のもとを去ったションテールだったが、今でもルイスを忘れられずにいた。まだ彼を求めていた。力を貸してほしいと頼む彼女に、ルイスは条件を出した。「もう一度君が僕を楽しませてくれるなら…」。
一日だけの結婚 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
こうなったら逃げるしかない。シドニーは豪華なパーティ会場から衝動的に姿を消した。父親の設立した会社を取りしきっている人物が、おおぜいの客を前に、自分との結婚を勝手に発表したのだ。行くあてもないシドニーはヒューという男性に助けられる。彼から、ある女性につきまとわれて困っているという話を聞くや、シドニーの頭にすばらしいアイデアが浮かんだ。私たち、恋人同士のふりをすればいいんだわ。無邪気な彼女は、その先に待つ悲しみが予想できるはずもなかった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マカリスター,アン
カリフォルニア生まれ。夏には地元のビーチで泳いだり、サーフィンやバレーボールをして育つ。大学の図書館に勤めていたとき生涯の伴侶と出会い、現在は四人の子供とともにアメリカ中西部に暮らしている。教師や新聞社の原稿整理、教会の説教の代筆など経て小説の執筆に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
シークの罠 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
エミリーは砂漠の王国カズバーンへやってきた。兄が作った借金の返済を延ばしてもらうためだ。借金の相手であるプリンスにあと二カ月待ってほしいと伝えたところ、彼は耳を貸そうとせず、すぐにも全額返すよう迫ってきた。踏み倒すつもりはないのに、なぜこうもわからず屋なの?憤慨したエミリーの目の前にプリンスが立ちはだかり、いきなり彼女の髪どめを取った。流れ落ちる金髪に、荒々しく鋭い眼光が向けられる。「君はお兄さんから、女の魅力で迫ってこいと言われたんだろう」エミリーは自分の耳が信じられなかった。
内容(「MARC」データベースより)
エミリーは兄の借金の返済を延ばしてもらうため、砂漠の王国カズバーンへやってきた。しかし、借金の相手であるプリンスはすぐにも全額返すよう迫ったうえ、いきなり彼女の髪どめを取り、荒々しく鋭い眼光を向けた-。
愛よりも重い秘密 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
マロリーの弟は列車事故で命を落とし、赤ちゃんだけが残された。甥を育てるため、彼女は弟夫婦が住んでいた町に引っ越してくる。ベビーベッドに寝ている赤ちゃんを見ると痛いほどの愛を覚え、マロリーは心に誓った―何があろうとあなたを守るわ。ところが翌朝、ふいに義妹の兄ジョーダンが訪れ、甥の存在を知るや、赤ん坊はもらうと言い出した。冒険家の彼は国内におらず、妹たちの葬儀にも現れなかった。薄情な男に赤ちゃんを渡すことはできない!最悪のシナリオはそれだけではなかった。思いがけず彼の優しさを知ったマロリーは、恋してしまったのだ。世界を飛び回り、どこにも根をおろさない男に。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グリーン,グレイス
スコットランドで育ち、その後夫と子どもたちとともにカナダに移住。大自然の中に居を構え、海や山々、森林に囲まれて暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
真夏のマーメイド (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
アンナは小さな村の診療所に勤めている。人手が足りず、目がまわるような忙しさだ。そこへ、幼なじみのサムがロンドンから戻ってきた。彼は今ではテレビ番組に出演する有名な医師になっている。仕事を手伝ってもらえるのはありがたいけれど、サムがそばにいると、どうしても落ち着かない。ほかの人にはやさしいのに、わたしにだけは冷たいし、癇に障ることばかりするから。今も、サムは番組のために診療所を撮影すると言い出した。彼と一緒にカメラの前でほほえむなんて、冗談じゃないわ。
内容(「MARC」データベースより)
アンナが勤める小さな村の診療所に、幼なじみのサムが帰ってきた。テレビに出演するほど有名な医師になったサムだが、アンナにはなぜか冷たく、癇に障ることばかりする。今度は番組のために診療所を撮影すると言い出して…。
咲かない薔薇 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
デボラは出会ったときからヘーラルトに恋をしていた。彼は優秀な医師で、心から信頼できる。まさに私の理想の男性だわ。そのヘーラルトが、ある日突然こう尋ねた。「僕と結婚する気はないか?」呆然とするデボラに、彼は落ち着き払ったまま言い添えた。「愛情などいらない。形だけの妻が欲しいんだ」こんな冷たい申し出を、プロポーズと呼べるのかしら?すっかり落胆したものの、デボラの胸にはかすかな希望も芽生えた。たとえ片思いでも、愛する人とずっと一緒にいられるのなら…。
内容(「MARC」データベースより)
デボラは優秀な医師ヘーラルトにずっと恋をしていた。ある日、彼から「形だけの妻が欲しい」と冷たいプロボーズをうけるが、デボラの胸にはかすかな希望が。たとえ片思いでも、愛する人とずっと一緒にいられるのなら…。
八年の夢のあとで (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
病院で研修中のリンジーは一年契約で研修医を募集する医院を訪れた。事務局長との面接で、リンジーは答えた。「八年前にこの場所で、医学の道に進もうと決めました。ある医師に命を助けられたからです」そのとき、リンジーの指導医となる男性が部屋に入ってきた。「マシューなの?」彼こそが、あのときリンジーを救った医師だった。マシューも再会を喜んでくれたが、面接が進むにつれて冷たくなった。彼とのつながりを利用して、この仕事に応募したと思われたらしい。雇われる見込みはないと意気消沈していたリンジーだが、意外にも採用通知が届いた。さらに結婚していると思っていたマシューは、実は独身だった。八年間夢見てきた私のヒーローは、本当に存在した―リンジーは胸が躍った。楽しい一年になればいいけれど…。
華やかなアバンチュール (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
レイチェルには、ひそかに思いを寄せている男性がいた。彼女の祖父ライナスから銀行の経営をまかされたネイサンだ。彼のほうは、なぜか初対面のときからレイチェルに冷たいのだが…。ある日ネイサンが、ライナスから緊急の呼び出しを受けてやってきた。ライナスの友人の女性が、甥に大切な手紙を盗まれたのだという。それは公にされたら大変なスキャンダルになるラブレターなので取り返してほしいというのがライナスの用件だった。ネイサンは条件を一つ提示した上で、ライナスの依頼を引き受ける。その条件とは、手紙を取り返す計画にレイチェルを加えることだった。彼女を餌にしてライナスの友人の甥の気を引き、近づこうというわけだ。ネイサンは私をそんな女だと思っていたのね。レイチェルは傷ついたが、ふとある考えがひらめいて、彼女はこの計画に乗ることに…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ブラウニング,アマンダ
イングランドのエセックス州に生まれ、今もそこに住む。本で読むような、波瀾万丈の人生を2人の兄や双子の妹とともに生きてきた。本が大好きで図書館に職を得たが、やがて独身の身軽さで作家として身を立てる決意ができる。成功したことがまだ信じられないが、今では余裕ができ、刺繍やバードウォッチングなどの趣味も楽しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
湖畔の休日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
なんてすてきな先生!ハンサムで落ちついていて有能で…。ジェイムズ卿の診療所の新しい顔、ギフォード医師は、たちまち患者やスタッフの注目の的になる。だけど秘書兼受付係のルイーザだけは、同調して浮かれはしなかった。気まずい出会い方をして以来、先生はわたしを嫌っているみたい。わたしだってなんとも思ってないわ、あんな堅苦しい人。ところが思わぬ事態から、彼女は週に何日かギフォード付きとなり、彼の自宅へ同行してまで仕事をすることになった。ギフォードには婚約者がいた。美しいけれど意地悪なヘレナ。誰が見たって、彼女は先生に全然ふさわしくないわ。ルイーザはギフォードの幸福のためにひと肌脱ぐことにした。彼のことは好きじゃないけれど、と自分に言い訳しながら…。
内容(「MARC」データベースより)
ジェイムズ卿の診療所に新しい医師がやってきた。ハンサムで落ち着きのあるその医師は、たちまち患者やスタッフの注目の的。だけど、ルイーザだけは浮かれはしない。ところが思わぬ事態から彼女は…。
花嫁のあやまち (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
大会社のロビーでコリーは後悔していた。父が急死したあと継母に全財産を持っていかれ、自活しなければならなくなった。だからといって経験もないのに秘書の面接を受けるなんて、無謀なことをしてしまったわ。すごすごと帰りかけたコリーに、社長がダークブルーの瞳をきらりと光らせ、呼びかけた。「実は、きみにもっとふさわしい仕事があるんだ」。よかった!コリーは期待に胸が躍った。こんな私にできるのは、いったいどんな仕事。
内容(「MARC」データベースより)
大会社のロビーでコリーは後悔していた。経験もないのに秘書の面接を受けるなんて、無謀なことをしてしまったわ。帰りかけたコリーに、社長がダークブルーの瞳を光らせ、呼びかけた。「きみにもっとふさわしい仕事があるんだ」
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